TCGの闇ブログ

ご相談等は、「このブログについて」を参照してくださりますようお願いいたします。

まほエルディレクター・池田剛氏と新販売元・株式会社TCGについて #まほエル

1.はじめに

tcg-no-yami.hatenablog.com


前回の記事では様々な方面から反応がありました。

記事を書いた意図としては、まほエルのディレクター・池田剛氏と、池田剛氏が代表取締役を務めている株式会社メインフェーズとの関係が正常とは言い難いことと、TCG業界としても問題がある行為であることと認識しているために、警鐘を鳴らすために記事を書きました。

ですので、まほエルというタイトルを批判したいという意図で書いた記事でないことをお伝えさせていただきます。 


2.株式会社メインフェーズとまほエルの関係性について


前回の記事を書いた後、「まほエルの販売元は既にFORCE OF WILL株式会社から株式会社メインフェーズへ移管されているが、正式なアナウンスをせずにイベントでの口頭での説明のみで済ませている」という情報が寄せられました。

このことについて調査や裏付けを取っている最中に、以下の発表がありました。


3.株式会社TCGとは


2018/12/2付でまほエルの販売元が変更になるというお知らせが公式にて発表されました。

魔法少女 ザ・デュエル販売元変更のおしらせ - お知らせ | 魔法少女 ザ・デュエル


まほエルの新しい発売元として発表されている株式会社TCGですが、インターネット上で確認できる会社の情報が、Amazonの「特定商取引法に基づく表記」と、2016年で更新が止まっているFacebookページの2つのみで、会社として活動しているかどうか不明な状態です。

Amazon.co.jp出品者プロフィール:株式会社TCG直販部

https://www.facebook.com/tcgsolution/


4.株式会社TCGの疑惑と問題点

前回の記事に書いた、池田剛氏の自身が経営している通販への誘導による利益相反行為から、まほエルについて注視をしていたところ、2018/11/21にまほエルの公式にアナウンスがない、謎の商品がAmazonにて出品されていることを確認いたしました。

Amazon | 魔法少女・ザ・デュエル 1周年記念BOOK&トートバッグ セット | トレカ 通販


商品を確認した当初、Amazonの株式会社TCG直販部店舗ページでは「特定商取引法に基づく表記」の表記すらなく、連絡先も携帯電話の番号のみという状態だったため、直接電話にて質問をいたしました。(会話録音済み)


Q.なぜ公式の発売予定商品情報に載ってない商品を取り扱ってるのか
A.たしかに公式の発売予定商品状態に載っていないのは問題だったので、公式に連絡させてもらう
Q.株式会社TCG直販部とFORCE OF WILL株式会社はどのような関係か
A.株式会社TCGFORCE OF WILL株式会社から委託を受けて販売している関係
Q.株式会社TCG直販部と池田剛ディレクターとどのような関係なのか
A.株式会社TCGが「FORCE OF WILL株式会社の池田剛氏」から委託を受けた形になっている


との回答でした。
 
以上のことと、「1周年記念の商品が何故公式でアナウンスがないのか」「『FORCE OF WILL株式会社』でなく、『株式会社TCG』という別の会社から販売されている」という2点から、「まほエルの販売元はFORCE OF WILL株式会社から既に移管されているのではないか」という疑いが出ていました。


5.株式会社TCGと株式会社メインフェーズと池田剛氏について


Amazonでまほエルのグッズを販売していた、株式会社TCGの所在地を法人番号公表サイトにて確認したところ、所在地が池田剛氏が代表取締役である株式会社メインフェーズと同じだったため、法人登記簿を確認したところ、代表取締役が同じ池田剛氏であることを確認いたしました。

https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=7010001171700

https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=2290001055608

f:id:tcg_no_yami:20181203220229p:plain

株式会社TCG 法人登記簿


このことについて、株式会社TCGの連絡先電話番号へ電話して質問いたしました。(会話録音済み)
Q.株式会社TCGと株式会社メインフェーズはどのような関係か。
資本提携があり、両社とも代表取締役の池田剛が経営に携わっている関係。
と回答頂きました。

質問への回答などを照らし合わせると、現在のまほエルというタイトルは、
1.池田剛氏が代表取締役を務める会社が実質の販売元になっている。
2.池田剛氏が代表取締役を務める会社がシングルカードの販売を行っている。
3.池田剛ディレクターが、自身が経営しているTCGショップを紹介して、利益相反行為による利益を得ている。
という構図になります。


6.何故FORCE OF WILL株式会社に質問状を送ったのか


記事を書いた段階での、表向きでの販売元がFORCE OF WILL株式会社だったために、質問状を送りました。


1.FORCE OF WILL株式会社と池田剛氏と株式会社メインフェーズとの関係性について
2.FORCE OF WILL株式会社は前回の記事に書いた問題を認識しているか
3.FORCE OF WILL株式会社はディレクターが行った、まほエルを取り扱っているTCGショップへの信頼を裏切る行為についてどう考えているのか
以上の3点について質問状を送りましたが、回答はありませんでした。


池田剛氏とその問題について無関係であり、販売元が変わっているのであればその旨を回答すれば良いにもかかわらず、質問状に返答がないということは、FORCE OF WILL株式会社は池田剛氏が行っていることを黙認していたという認識です。


7.何が問題か

実質の販売元が既に移管されている状態にもかかわらず、FORCE OF WILL株式会社の名前を使い続けて販売していた点。

FORCE OF WILL株式会社が販売元」というブランドを使っておきながら、実際の販売元は違うという詐欺行為を、他のユーザやTCGショップへ行っていたと言えるでしょう。

まほエルというTCGタイトルの商品販売と、TCGショップでのシングルカード販売を自身が経営している会社で行うことにより、他TCGショップへの競争排除による、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律独占禁止法)」の私的独占・優越的地位の濫用にあたる可能性。

株式会社アークライトが販売していたTCGタイトルのライブオンと、TCGショップのホビーステーション、(直接の経営からは離れていましたが)池っち店長こと池田芳正氏が手がけたTCGタイトルのバディファイトと、TCGショップのカードキングダムのように、販売元とショップが近い関係にある前例は既にあるため、TCGタイトルの商品販売とTCGショップの経営を同時に行うこと自体は問題はないと考えていますが、両ショップとも、TCGタイトルとしての扱いは他のTCGタイトルと比べても平等だったと感じております。
少なくとも、自身が関わっているタイトルを優遇しているTCGショップを紹介するということは行ってはいませんでした。

8.最後に


池田剛氏が行ってきたことに関しては、ユーザ・他のTCGショップから見ても到底許されるものではないと考えています。
まほエルで起きた問題も、TCGやそれを取り巻く環境が抱えてる問題の1つでしかないと感じています。
TCG業界の健全化を強く求めて行きたいと思います。